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真慈真雄(しんじまお)

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2007/1/28~

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1冊の本を書くのに必要な知識。
 ネタがないので、また仕事をネタにします。
 1冊のエロ小説を書くのには、どれぐらいの知識が必要なのでしょうか。よく「執筆よりも資料漁りの方が時間かかった」と言う作家さんがいますが(私もそうですが)、本当にそうなのでしょうか。

 ということで、私が過去に一番資料を漁った小説「淫蕩仙女妃麗」を例に挙げてみましょう。

1)文化
 ヒロインが中国人、しかも仙女という話でした。なのでまず、中国について調べるところから始めました。
 ただ、「中国」というのは非常に大雑把な表現でして、大まかに分けても東西南北の4ヶ所に区分されます。中華料理が顕著ですね。
 北東部の北京料理、東部の上海料理、南部の広東料理、西部の四川料理。
 食事のシーンもあるので、どこの出身にするか決めねばならず、それぞれの方言と文化を調べました。
 日本で一般的に「中国語」というのは、北京語です。広東や四川では、単語の発音などが微妙に違い、上海では大きく違います。
 次に料理。餃子は北京料理、麻婆豆腐は四川料理。紹興酒は上海名物で、果物のライチは広東名産です。
 もう調べているうちに目眩がしてきましたが、とりあえず上海は魔都としても名高く、また日本にも地理的に近いので、ヒロインは上海出身ということにしました。
 ただ上海語の発音は日本人には全く聞き慣れないので、ヒロインの名前は北京語で表記しました。

……そこまで凝ることか、という気もしますね。
 続きはまた明日。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

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