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真慈真雄(しんじまお)

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2007/1/28~

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フィクションの度数。
 担当編集氏からの電話に怯えながらも、決して原稿は書かない不屈の作家、真慈真雄です。ぼちぼち作家生命が危うい気がします。

 ここのところ、私は「男の子が女の子にモテモテ~」という作品ばかり書いております。アホみたいですか? いや、実は私もそう思っています。現実にはありえませんからね。
 でも、ちょっと待って下さい。

 エロライトノベルに限らず、小説ってのは基本的にフィクションです。虚構です。作り物です。夢物語なんです。
 小説におけるフィクションの度合いというのは、カクテルのアルコール度数みたいなもんだと思います。強いカクテルで酔っぱらいたい人もいれば、軽めのカクテルを楽しみたい人もいます。
 ただ間違いないのは、アルコールゼロのカクテルや、アルコール100%のカクテルは困るということでしょう。無味乾燥した現実だけの小説では酔えませんし、現実味の全くないカオスなおとぎ話では目眩がするでしょう?
 人によって好みは違いますが、やはり虚構の中にも説得力を持たせるための現実味が必要で、現実の中にも「ひょっとしたら、こういうことってあるかも知れない」的な虚構が必要な訳です。

 で、私たちプロの物書きはバーテンダーのように、お客様のご要望に合ったカクテルをお作りしてるのですが……最近は現実世界が厳しいせいか、強いカクテルをお望みのお客様が多いようですねえ。
 最近は「現実10%、フィクション90%」ぐらいの老酒みたいなカクテルが、よく売れるようです。

 そんな次第ですので、私は今日も「男の子が女の子にモテモテ~」な小説を書いて、まだ見ぬ大勢の読者の方に夢とエロスをお届けしているのであります。
 さぼってないよ? うん、超本気で書いてるよ? いや、まじでまじで。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

お久しぶりです。名無です。

先生はどうやら修羅場モードに入っていらっしゃるようで・・・。次回作も楽しみなんですが、無理して体を壊したりなどなさいませぬようお気をつけ下さい。
応援してますよー。では
【2006/02/18 21:46】 URL | 名無 #ZtFeMvEE [ 編集]


 お久しぶりです。最近ようやく作品が売れるようになってきましたが、ここまで来れたのも、応援して下さる読者の方々のおかげです。
 今日もビタミン剤飲みながら頑張っていますので、しばしお待ち下さい。晩春か初夏頃に発売の予定です。
【2006/02/19 14:57】 URL | 真慈真雄 #- [ 編集]


うぃ、楽しみに待たせていただきます。
ここのところライトノベルの類は、スピリタス(96度)入れまくり火気厳禁なタイプを愛読していますんで、強いカクテルは大歓迎です。
【2006/02/19 17:04】 URL | 名無 #ZtFeMvEE [ 編集]


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