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メイド 資料 の検索結果 約 1,470,000 件中 1 - 10 件目 (0.11 秒)
 さて、たまには真面目なエロ作家業のお話でも。
 私も一応プロのライターですので、お仕事の際には資料を用意します。主にエロ関係の資料ですが。
 ただ、資料ってヤツは信頼性が何よりも大事な訳でして、その出所とかが問題になるんです。
 私が資料集めに使う手段は、以下の通り。

1)インターネット(信頼性:低)
 一番お手軽で、一番危険な資料集めです。匿名性が身上のネットと、信頼性が最重要な資料とは、もともと相性があんまり良くありません。
 それでも企業や個人のHPなら、それなりに信用性はあります。私が資料集めに使うのは、趣味人やその業界のHPなどがメインです。資料代0円なのが、貧乏ライターには大変助かります。
 信頼性がとりわけ低いのは、ブログと掲示板。特に匿名掲示板の情報の信頼性は、基本的に皆無です。情報の出所や詳細などが全くわからないことが多いので、基本的に参考程度に留めています。

2)取材(信頼性:中~高)
 専門家や現地を訪れて、実際に自分の目で確認します。例えば、アダルトグッズのお店に行って、バイブとかを手に取って見てみたりとか。
 実物を見るので、信頼性は高いです。ただし「自分が見たものが全てだと思いこんでしまう」という危険性があるため、取材だけを頼りに執筆することはしません。
 場合によっては旅費等がかかるため、いつもできるとは限らないのが難点です。行けない場所とかもありますしね。
 余談ですが、「巫女かるてっと」を執筆した際は、神主の息子(大学時代の先輩)に取材してきました。

3)出版物(信頼性:高)
 書籍などで調べます。基本的に、出版物は著者と編集部の両者によって作られていますので、信頼性は高いことが多いです。
 ただ最近はいい加減な本も多いので、著者の経歴や参考文献などを必ずチェックします。これらが載ってない本は、資料にしていません。
 本代はそこそこかかりますが、一番現実的な資料集めです。部屋がどんどん狭くなるので嫌なんですが。

 いずれの場合も、裏付け確認が必須です。複数の書籍やサイトを見て、同じことが書かれているかどうか確認します。
……とまあ、それぐらいきっちり調べても、書くときに勘違いして書いてしまうことがあるので、私の小説にも結構間違いがあったりします。
 デビュー作でソーコム(拳銃)の弾丸を9ミリ弾と書いてしまったのは、おそらく一生忘れないでしょう(正解は45口径弾)。
 ちゃんと調べたのに……。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

はい、同意見です。ものを書いて沢山の人に読んでもらう以上、一目で間違いと分かる描写は避けたいですしね……。
自分も衣装の描写などでは四苦八苦していますが、ネット検索をしていると思わぬ知識などが仕入れられたりして、ちょっとお得な気分に浸ることもあったり……(ぇ)。
【2007/01/29 00:28】 URL | 伊吹泰郎 #mQop/nM. [ 編集]


たまーに挿絵と本文のギャップがあることがあるんですが、キャラデザインっていうのは、どの段階で決まっているのでしょうか?
作家さんのブログ等で、キャラデザを元に本文を修正みたいな発言がたまにあったりするのは、プロットの段階である程度のキャラデザがなされているってことなのかな。それとも、ケースバイケースなのでしょうか。
【2007/01/29 08:28】 URL | 元廃鰤 #- [ 編集]


>伊吹先生
 衣装の描写や設定は難しいですよね。私なんか冴えないオタク青年ですので、ファッションのことは全然わかりません。毎回苦労しています。
 いっそ最初から最後まで全裸のヒロインとか出せないかな……。

>鰤さん
 鰤さんからの質問とあっては、答えない訳にもいきませんね……。
 キャラデザイン自体は、作家本人が設定します。で、イラストレーターさんが、それを実際の絵にしてくれます。
 そのときに多少のアレンジが加えられることがあり(理由は色々ありますが)、その場合はプロットや本文を修正することになります。
 執筆は作家と編集部とイラストレーターの3人4脚ですので、色々と調整が必要だったりします。
 ちなみに挿し絵と本文のギャップは、作家が怠けて先に絵が完成してしまった場合によく起こります。
【2007/01/29 13:02】 URL | 真慈真雄 #- [ 編集]


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