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真慈真雄(しんじまお)

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2007/1/28~

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冗談が通じない。
 ユーモア作家として名高い人に、北杜夫氏がいます。精神科のお医者さんなのに自身が鬱病という、ある意味で身体を張ったギャグなんかある人です。
 北氏は事実と脚色を織り交ぜた旅行記なんかも執筆していまして、「ユーモアはユーモアとわかるよう、それらしく書いている」と述べているのですが……この人の作品を読み始めたばかりの私は当時小学生だったので、どこまでがユーモアか判りませんでした。
 たぶん、「ドイツで買った催涙ガス拳銃を太平洋の海坊主に奪われた」とかはユーモア部分なのだろうと思いますが……(実際には帰国後、その本を読んだ警察に没収されている)。

 言葉が商売道具の私にとって、「真意が通じない」というのは立派なホラーです。主人公とヒロインがふざけて言い合っているシーンを、「険悪な関係になった」と誤解されたら困ります。
 一応、そこらへんは誤解の余地がないように、注意して描写するようにしています。ユーモアにしても、考えないとオチがわからないようなのは書かないことにしています。
 エロシーンなどは特に重要なので、描写は色々と気を遣います。体位とかは誤解のないよう、担当編集さんの助言を受けながら、わかりやすく書くのに苦労しています。

 で、これがもし「絶望先生」あたりなら、「このブログも、実は真意が通じていないのでは!?」とか言い出してオチへと突き進むのですが……。
 文章だけでそれをやると真意が通じなくなりそうですので、私はここらへんで書くのをやめてしまうのでした。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

某掲示板での反応見てると、どうもハーレム物っていうのは主人公による独占じゃなきゃダメって人が割といるみたいですね。
ハーレム物に純愛っていうのもおかしな話だとは思うんですが、少なくともヒロインは主人公に対して一途でなければならないという考え方をする人間が少なからず存在するということなんでしょうね。
あ、私は普通に楽しみましたよ。先生の新作に加え、今月は二次文庫も美○女文庫も良作揃いで珍しい当たり月だったので、満足しています。
個人的な好みとしては、メイド隊のように、主人公がヒロイン達よりも年下で受けのシチュが好きなため、是非次回は年下主人公でよろしくお願いします(っ・ω・)っ
【2007/02/21 18:23】 URL | 鰤 #- [ 編集]


自分の場合、話を考えながら理屈でがんじがらめになっていくタイプなので、ギャグとかジョークを書いていても、滑ってるんじゃないかと不安になって、大体最後は削ってしまいます。
人様のコメディとかを読むのは大好きなんですが……ままならないもんです(´・ω・`)
【2007/02/22 00:11】 URL | 伊吹泰郎 #mQop/nM. [ 編集]


どうやらおしおきシーンがあるというらしいので、明日本屋へ新刊と剛田を買おうと思います。お仕置きがあるのなら買いに行ってきます。
楽しみにしてますよ~。
【2007/02/22 20:59】 URL | aki19 #VmU3hH7E [ 編集]


>鰤さん
 ほほう……。独占に関する話は興味深いですね。ですが、一意見として参考にする程度に留めておきます(読者全員が書き込んでいる訳ではないでしょうから、それは読者の総意とは若干異なります)。
「主人公が年下で受け」については、現在書いてるのがモロにそれっぽい感じです。ここんとこ主人公の年齢が高かったので、少し下げてみました。

>伊吹先生
 私のギャグなんか年中滑走しまくってますよ。とりあえずキャラの誰かにツッコミ入れさせないと、その場が凍り付くほどに。
 最近は受けないギャグ書くのが少し快感になってきました。

>aki19
 う、期待されると緊張しちゃいますね。おしおきは「お尻叩き&言葉責め」の、比較的ソフトなヤツです。御期待に添えるか不安……。
 ハードなおしおきは禁止だそうで……鼻フックとか鞭打ちとかはできないような感じです(編集さんに聞いたことはないんですが)。
【2007/02/25 17:24】 URL | 真慈真雄 #- [ 編集]


作者の思っている真意と読者のうけとる真意にも微妙なずれがありますからね
それこそ、同じ文面で様々な考え方がでてくるのが読者でそれが作者さんの考えに
どれだけ近づけられるかが作者の技量なんでしょうね・・・きっと。
真慈さんにはこれからもみんながHで楽しめる作品を期待してますね~
【2007/02/25 20:59】 URL | CELESTAR #- [ 編集]


 文学の世界でも、「作者の意図」と「読者の理解」のどちらを優先させるべきかは、難しい問題だそうです。
 私は書いたものの解釈は全て読者の方にお任せしていますので、キャラの性格とか物語の後日談とかは好きなように妄想して頂けると嬉しいです。奇抜な新解釈とか出てくると面白いんですが……。
【2007/02/28 23:29】 URL | 真慈真雄 #- [ 編集]


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