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2007/1/28~

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エロライトノベルの解析結果。
 昔から私は、創作関係の友人たちから「お前は打率は高いけどホームランは出ないタイプだな」と言われる人間でした。
 学生時代の担当教官からは「君は小さくまとまりすぎないようにしなさい」とも言われています。
 要するに器が小せぇ。

 あれですよ。スパロボやった時には、「命中率100%で一撃撃破確実」か「反撃がクリティカルしても撃破されない」以外は絶対に攻撃を仕掛けず、ひたすらマップ兵器で攻撃しまくっていた人間ですから(筆頭エースがブライトさんだったのが、全てを雄弁に物語っています)。
 筋金入りの小心者です。ビビリの王様。

 前置きがすっかり長くなりましたが、そんな人間ですので、日頃から小動物のように色んなものに注意を払っています。
「なんでこんな○○○が×××しちゃうだけの作品が馬鹿売れしてるんだろう」とか(ヤバ過ぎて書けません)、「これって明らかに20年前の■■■■のパクリだよね」とか(同上)、まあ内心では首を傾げているんですが、とにかく売れてる作品はマメにチェックしています。
 そして分析。くどいほどに分析し、徹底的に「なぜこれが売れるのか」ということを自分なりに考えてます。
 例えば最近売れてるハーレム路線。

■長所
・ヒロインがたくさんいるので、読者の萌え属性に該当するキャラが1人ぐらいはいる。つまりは「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」式。
・プレイのマンネリ化を避けやすい。
・男の野望のひとつ、「女の子にモテモテ」願望を満たす。

■短所
・個々のヒロインの描写が薄まる。
・キャラの個性がハーレム物の命なのに、互いのキャラが被って個性が消えてしまう。
・人間関係がややこしくなる。特にヒロイン同士の嫉妬とか。

 これはあくまでも、私個人の所見です。間違っている部分もあるとは思います。
 でもまあ、ハーレムっぽい漫画や小説(エロも非エロも)を見ていると、売れている作品は短所をうまくクリアして、長所をより伸ばしているようです。
 特にキャラの個性については、きっちりと互いの守備範囲を線引きしており、それぞれの支持層を奪い合わないようになっているものが多いです。

 私もそこらへんはなるべく気をつけるようにしてるんですが、プロット段階で修正作業をすると「うっ、ヒロイン1に委員長属性をつけると、ヒロイン2と被る! だがヒロイン2から委員長属性を取ってしまうと、同じロリ属性のヒロイン3と被る!」などという、何だかよく分からない苦悩が展開されることになります。
 このへんの調整ってのが、なかなか難しいです。全体のバランスも視野に入れないといけませんので。
 ただこのバランスも一定の法則があるので、ふと気づくと前に書いた作品とそっくりになっていたりします。

 いやまあ、そういう作業してるときが一番楽しいんですけどね。

テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

この記事に対するコメント

まあ、売れる作品には何かしら輝くものがあるんでしょうねぇ。
自分なんかは、ハーレム作品を読んでいるうちに、分析を忘れて作品へのめりこむことが多々あります。
「親友との板ばさみで悩む夕○ってば可愛いなぁ」とか「ラ○を見て複雑そうな春○にハァハァ」とか。
そこらへんが趣味で終わらずに、自分の文章にフィードバックできればいいんですけどねぇ……(´・ω・`)。
【2007/02/12 18:55】 URL | 伊吹泰郎 #mQop/nM. [ 編集]


 実は私はハーレム物が特別に好きという訳ではないので(伏せ字の部分がわからないぐらいですから……)、わりかし冷静に分析してます。ハーレムというか、仲良し男女がわいわいやってる雰囲気が好きなので。
 しかしこれまた趣味にのめり込みすぎて、ヒロインたちが漫才を始めてしまうのが私の欠点です。
 なかなか趣味と仕事のバランス取りは難しいですねぇ。
【2007/02/12 22:39】 URL | 真慈真雄 #- [ 編集]


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